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僕ちっちゃい頃、たくさん嘘ついた。
嘘ってゆうのは、いい嘘と悪い嘘があって、
僕は悪い嘘もいい嘘だと思ってついてた。
UFOが見えたって嘘ついたのだって、友達を喜ばせたかったから。習い事が終わって友達と外で遊んでて親から電話かかってきた時に咄嗟に今習い事終わったとこって言ったのだって心配かけたくなかったから。
僕は昔から本当に思ってる事とかじゃなくて、どう言ったら相手が傷つかないかとか不安にしないかとか喜ばれるかだけを考えて人と接してた。
だから誤解されて先生に怒られたこともいっぱいあったし、弁解できるのに遠慮してしなかったことなんか山ほどある。
それってつまり僕が僕を無視してたってことなんだよね、後でああ言えば自分が苦しむことはなかったかもしれないって後悔することが多かったの。
昔からステルスする癖がついてたから、その癖取るのに今すごく苦戦してる。
こんな話も将来僕に興味を持ってくれる人に話したいな。